こんばんは。
結構酷い花粉症持ちだったのですが、今年は薬に頼らないショック療法で完治を狙って過ごしていました。
当初は粘膜という粘膜が死亡していましたが、ここにきて完全に乗り越えました。。
どうも根性の人、TRYFARMです。
さて、TRYFARM農場の独自実験、『HCYA農法』。
※前回の投稿で『HSYA農法』と表記してしまいましたが、正しくは『HCYA農法』でございます。『H:ホームC:センターY:寄せA:集め 農法』です。
無事、1段目の花が開花しました。
ここまで来るとある程度、このシステムで栽培が可能であることが分かったので、少し趣向を変えて実験を行っています。
それは、「どのくらいの条件下でトマトが萎れるか」です。
萎れたトマトがこちら👇
萎れる原因は色々あります。
トマトは普段、気孔から水分を放出する「蒸散」という働きを行っているのですが、日中、ハウス内の気温が上がってくると、蒸散が活発になります。
その蒸散に促されるように、根が水分を吸収します。
なので、例えば根が吸える水分が無くなると、トマトは上の写真のように萎れてしまいます。
極端な萎れが起こってしまうと、トマトは「これ以上体内の水分を放出しちゃいけない」と判断し、気孔を閉じ蒸散を抑制してしまいます。
すると、
●気孔から光合成の原料である二酸化炭素を取り込めなくなる(空腹)
●ハウス内の温度は暑いのに蒸散による植物体の冷却効果が望めなくなる(暑い)
●蒸散しないと根が給水できない(死んだ)
となってしまいます。
そのため、トマト栽培では、暑い夏や日差しが強い時でも、萎れさせない管理が求められます。
かと言ってガンガン水を与えると、今度は水ぶくれして逆に萎れやすい苗になったり、あまりにも加湿にしてしまうと根腐れを起こしたりします。
あと基本的にトマトの9割以上は水なので、水ばかり与えたトマトは水っぽい味で美味しくないとされています。
まあうんたらかんたらはこの辺で、、、
現在『HCYA農法』では、萎れテスト中です。
まず、7:00に7mlの液肥(水と肥料)を与えます。
2時間後、萎れていません。
その30分後、9:30。
見事に萎れました👇
そして、また7mlの液肥を与えます。
10:00萎れから苗が復活しました。
そして、11:30またまた見事に萎れます👇
これらの状況をデータで見てみると似たような状況下で萎れていることが分かったりします。
いくつか簡単に紹介すると、
●積算日射量が約3MJ溜まったタイミングで萎れが起きている
●30分以内のうちに2MJに達するような強日射(1000W/m2以上)が続くと萎れる
このような相関関係を見つけては、灌水のタイミングや回数を本圃(本気栽培区)での栽培に反映させて活かしたりしています。
もう少し書こうかと思いましたが、めちゃくちゃ眠くなってきたので今日はこの辺で👐中途半端な内容で失敬😏
次回は『就農物語』を書きます。
おやすみなさい💤