こんにちはTRYFARMです🍅
ちょっと作業の合間に書きます😏
今日はTRYFARMのハウス環境の実データに基づいた、栽培管理のお話。
ハウス内のトマトたちは、現在のところ、生育が早い苗で、第1花房開花間近といったところ。
苗の状態は、『樹勢が強め』といったところです。
花房の位置から判断すると、『樹勢が強く、生殖生長』に傾いていると判断しています(あくまでトマトの姿から判断した推測です)。
この状態は一般的に、『樹勢は過剰気味だけど、花房は充実していて多収になる状態』と言われています。
樹勢が強い状態に対する対処としては、『日中の温度は変えずに、夜温を高くする』が最適だと判断しています。
さっそく、昨日から、暖房機の設定温度を少し上げて管理しています。
それと。。
今回の件で、一番大事だと思ったことがあります🍅
『自らのハウスの特性を理解し、クセを掴むこと』です。
なぜそう思ったかというと、
4月後半、日射量も20MJを超えている状況を踏まえ、ハウス内の温度を測ってる温度計データだけ見ると平均気温の管理は問題なかったはずだからです👇
赤丸で囲んだ部分が平均気温です。
『日平均』のところを見ると、約『18℃』に管理していた事を示します。
また、『夜温』は『12℃~15℃』前後であり、これも問題ないと考えます。
ここには示していませんが、地温データも問題ない数値でした。
結論は、現在使用中の温度計を読む際は、『表示値を少し下方修正して読んだほうが良い』ということです🍅
温度計が示している温度は、トマトからすると最適ではなく、少し低いという感じでしょうか。
温度計も各種メーカーによって、特性が異なりますし、示す値も違います。
対策としては、同一の箇所に別メーカーの温度計を配置し、総合的に判断するといったところでしょうか(僕はそうしています)。
以上、体験談でした!
次回、「栽培ノウハウ」を書く際は、適正な樹勢を保つ管理方法【一般論】について書こうかと思います!
僕のような新米農家やこれから農家を志す方の参考になれば幸いです。
引き続き、有益な情報を記していけるように日々頑張っていきます。
それでは、また👐